奥田英朗さんの「純平、考えなおせ」をよみました
早起きをして、算数のテストの勉強をはじめた息子の為に「かぼちゃのスープ」朝からせっせと作ったHoneyです
先日行きつけの図書館の「日本の本コーナー」で半年振りぐらいに本が入れ替わっていたので3冊ほど借りてきました
まず最初に、奥田英朗さんの「純平、考え直せ」を読みました
奥田さんは好きな作家の一人で、文庫本はいくつか持っているのですが
こちらの本はまだ読んでいなかったのでうれしさのあまり1日で読み終えました
21歳のやくざの青年が主人公なんですが、やくざと言ってもペーペーやくざで、早く一人前の兄貴になりたいと一生懸命ヤクザ道をまい進していくのですが
その彼に降りかかる、ある3日間をクローズアップして書かれていました
私の中では、あまりすっきりしない終わりかたをしていなかったのでなんとなく消化不良になってしまいましたが
文章の流れとか、主人公の心の動きや描写などは
とてもスムーズに入ってきて、非常に読みやすい本だと思いました
(あくまでも私の見解です)
奥田さんの本の中ではじめて読んだのは、「空中ブランコ」でした
つかみどころのない精神科医と、その患者たちののドタバタ劇がなんとも面白くそれ以降ちょくちょく読んでいました
で、今はあの村上春樹さんの本を読み始めました
奥田さんの次にすぐに読み始めたのですが
頭の切り替えがチョッとばっかり必要な文章体なので
休み休み・・・
読んでいます (汗
はずかしながら私にとって村上さんの本は敷居が高い気がして最近まで手にとることもなかったのです
外国でも大人気の日本人作家なので英語訳のものを借りてきたりしましたが、日本語訳のそれと比べると英語訳のほうが非常に簡潔に書かれている気がしました
機会があったら、英語訳もオススメデス
娘の友達は15歳にして、村上春樹のファンらしい・・・
これらの本も、既に読んだんだって